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No. 35号 2026年7月10日
Regenerative Medicine

幹細胞といっても、すべて同じではないんです。
血液由来 vs 脂肪由来幹細胞、何が違うの?

名前は同じでも、採取源や特性はまったく異なります。肌の再生とアンチエイジングの観点から、2種類の幹細胞をしっかり比較してご説明しますね。

幹細胞といっても、種類はひとつじゃないんです

幹細胞なら何でも同じ?血液幹細胞 vs 脂肪幹細胞を徹底比較に関する셀온피부과の解説画像 2

再生医療・幹細胞治療という言葉がすっかり身近になり、関心をお持ちの方もどんどん増えています。ただ、いざ調べてみると「血液由来の幹細胞」があったり「脂肪由来の幹細胞」があったりと、クリニックごとに異なる名称で紹介されているため、どちらが優れているのか、自分に合っているのかが分かりにくいですよね。

結論からお伝えすると、採取する部位が違えば、細胞の性質も活用目的も変わります。血液から得る幹細胞と脂肪から得る幹細胞は、それぞれ得意とする役割がはっきり異なるんです。どちらが優れているというわけではなく、治療の目的に応じて適切な幹細胞を選ぶことが大切なポイントです。

今回は、それぞれの幹細胞の特性と違い、そしてセロン皮膚科が皮膚再生・アンチエイジング分野でどのようにこれらを活用しているかをご紹介します。

血液幹細胞 vs 脂肪幹細胞 — 主な違いを比較

採取方法から働き方、主な活用分野まで、この2つの細胞はまったく異なります。並べて比べてみましょう。

Blood-derived

血液幹細胞

造血幹細胞 / PRP・PDRN由来の成長因子

  • 骨髄または末梢血から採取
  • 主に血液・免疫細胞へと分化(造血系統)
  • 血液がんや免疫疾患の治療分野で長い臨床実績を持つ
  • 皮膚・脂肪組織の再生能力は比較的限られている
  • 採取プロセスが複雑で、確保できる量も少なめ
Adipose-derived

脂肪幹細胞

ADSC(脂肪由来間葉系幹細胞)

  • 脂肪吸引または少量採取で比較的簡単に確保できる
  • 脂肪・軟骨・骨・皮膚など多様な間葉系組織へ分化可能
  • 血液幹細胞と比べて10〜500倍以上の細胞が豊富に存在
  • コラーゲン合成の促進・血管新生・抗炎症など複合的な再生作用
  • 皮膚再生・脂肪移植の生着率向上・アンチエイジングに積極活用

脂肪幹細胞が皮膚再生に優れている3つの理由

同じ幹細胞でも、由来によって分化のポテンシャルは異なります。皮膚科的な観点から、脂肪幹細胞が注目される理由をご説明します。

1

間葉系統 — 皮膚・脂肪組織と同じ「ルーツ」

血液幹細胞(造血幹細胞)は、血液細胞をつくることに特化した系統です。一方、脂肪幹細胞は間葉系(mesenchymal)の系統に属しており、皮膚真皮層を構成する線維芽細胞・脂肪細胞・軟骨細胞などへ分化できるポテンシャルを持っています。同じ系統の細胞であるという点が、組織再生において決定的な違いをもたらすのです。

2

パラクリン効果 — 細胞そのものより「シグナル」の方が重要なこともあります

幹細胞が直接分化する前の段階でも、周囲の細胞へさまざまな成長因子やサイトカインを分泌して再生反応を促す、パラクリン(傍分泌)効果があります。脂肪幹細胞はVEGF(血管内皮成長因子)・HGF(肝細胞成長因子)・bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)などを豊富に分泌し、周囲の組織の回復を間接的にサポートします。これらのシグナル物質が、皮膚再生の中心的な原動力となるのです。

3

自家由来 — 免疫拒絶反応のリスクなく活用できます

セロン皮膚科で活用する脂肪幹細胞は、患者様ご自身の脂肪から採取した自家細胞です。他者の細胞や合成素材を使用した際に生じうる免疫拒絶反応のリスクがありません。ご自身の細胞をご自身に戻す方法であるため、体との生体親和性が高く、長期的な安全性の面でも優れたアプローチといえます。

脂肪由来幹細胞、数字で理解するその特性

脂肪組織が幹細胞の「宝庫」と呼ばれるのには、ちゃんとした理由があるんですよ。

500倍
骨髄と比較した脂肪組織内の幹細胞密度の差(研究によって10〜500倍の範囲)
SVF
Stromal Vascular Fraction — 脂肪由来幹細胞・成長因子・免疫細胞を同時に含む再生複合体
多系統
脂肪・軟骨・骨・皮膚など、3種類以上の組織への分化ポテンシャルを保有

セロン皮膚科における幹細胞の活用 — どのようなアプローチをとっているのか

セロン皮膚科は、保健福祉部より先端再生医療指定病院として認定された、清潭エリアの皮膚科クリニックです。この認定を受けるためには、再生医療に関する施設・設備・人材のすべての基準を満たす必要があるため、単に「幹細胞」という名称を掲げているだけとは、まったく意味が異なります。

セロンで脂肪幹細胞を活用する代表的な方法が、幹細胞脂肪移植です。一般的な脂肪移植が脂肪細胞を採取して移植する方法であるのに対し、幹細胞脂肪移植は脂肪細胞とともに、そこに含まれる幹細胞やSVF(間質血管分画)まで一緒に移植する手法です。

移植した脂肪が生着するには、新しい血管が速やかに形成され、移植部位の組織が細胞を受け入れることが必要です。脂肪幹細胞に含まれる成長因子がこのプロセスを促進することで、通常の脂肪移植と比べて生着環境を改善することに貢献する点が、最大のポイントといえます。

またセロンでは、エクソソームやリジュランなど、再生医療をベースとした施術も併せて提供しています。エクソソームは幹細胞が分泌するナノサイズの細胞外小胞(Extracellular Vesicle)であり、幹細胞そのものを移植しなくても細胞再生のシグナルを伝えることができます。このように、細胞レベルの深い理解をもとに、さまざまな再生手段を組み合わせていくのがセロンのアプローチです。

「幹細胞脂肪移植は、単にボリュームを補う施術ではありません。移植した部位の組織環境そのものを、再生へと向かわせる試みです。だからこそ、採取から処理、移植にいたるまでの全工程で細胞の活性を維持することが、結果を左右する最も重要な鍵になるのです。」

— セロン皮膚科 カン・スンフン 代表院長

幹細胞治療を受ける前に必ず確認しておきたいこと

効果的な幹細胞治療のために、施術前に押さえておくと安心なポイントをまとめました。

どの幹細胞を、どのような方法で処理するのですか?

同じ「幹細胞」という名称でも、単純な遠心分離なのか、SVF分離処理なのか、あるいは培養・増殖のステップを経るのかによって、細胞の活性度や適用範囲が大きく異なります。具体的な処理方法をしっかりご確認ください。

先端再生医療指定病院かどうかをご確認ください

韓国国内で幹細胞を用いた先端再生医療を提供するには、保健福祉部が定める指定要件を満たす必要があります。単に「幹細胞治療」と謳っているクリニックとは、適用される基準がまったく異なります。

自家細胞か、他家細胞かを区別しましょう

自家幹細胞(ご自身の細胞)と他家幹細胞(他者由来または製品化された細胞)は、規制・安全性・効果のいずれの面でも、まったく異なるカテゴリーです。セロン皮膚科の幹細胞脂肪移植では、ご自身の脂肪から採取した自家細胞を使用しています。

アフターケアの計画も事前に立てておきましょう

幹細胞脂肪移植は、移植後の生着プロセスが数ヶ月にわたって進行します。術後の経過観察、必要に応じたリタッチの時期の判断、追加の再生施術を組み合わせるかどうかなど、事前に医師と一緒に計画を立てておくことが、最終的な結果に直接影響しますよ。

よくあるご質問 (FAQ)

Q 幹細胞脂肪移植と通常の脂肪移植、実際に結果の違いはありますか?

通常の脂肪移植でも、適切に行えば十分に良好な結果が得られます。幹細胞脂肪移植は、移植する脂肪に含まれる幹細胞と成長因子を活用することで、移植部位における血管新生や細胞の生存環境を改善しようとするアプローチです。ただし、個人の細胞活性度・移植部位の状態・施術者の技術など、複合的な要素が結果に影響するため、幹細胞成分が含まれているだけで結果が保証されるわけではありません。まず適切な適応かどうかを正確に判断することが大切です。

Q 脂肪が少ない方でも、脂肪幹細胞の施術は受けられますか?

脂肪幹細胞は、腹部・太もも・脇腹などから比較的少量の脂肪でも採取できる場合があります。ただし、どの程度確保できるかは体型や部位によって異なりますので、診察前のカウンセリングで十分な量が採取できるかどうかを事前に確認することが必要です。必要量に対して採取できる量が不足する場合は、別の再生施術を検討することになる場合もあります。

Q エクソソームと幹細胞は何が違うのですか?

エクソソーム(Exosome)は、幹細胞が分泌するナノサイズの小胞体です。幹細胞そのものを移植するのではなく、幹細胞が産生する細胞シグナル物質を活用する方法です。直接的な細胞移植を行わずに再生シグナルを届けられるため、施術の負担が少なく、幹細胞脂肪移植と組み合わせて行う場合も、単独で活用する場合もあります。どちらがより適しているかは個人の状態や目的によって異なりますので、専門医へのご相談をおすすめします。

Q 先端再生医療指定病院でない施設でも、幹細胞施術を受けられますか?

韓国の医療法上、先端再生医療の臨床研究または治療を行うには、保健福祉部の指定要件を満たした医療機関である必要があります。指定要件には、専任スタッフ・施設・設備・安全管理体制などが含まれています。無許可または非指定施設での幹細胞関連施術は、法的な問題だけでなく、安全管理体制が整っていないため危険を伴う可能性があります。必ず指定の有無をご確認ください。

Q 幹細胞施術後の回復期間はどのくらいですか?

幹細胞脂肪移植の場合、脂肪移植そのものの回復期間が目安となります。個人差はありますが、初期の腫れは1〜2週間以内に引き始め、移植した脂肪の生着が安定するまでには3〜6ヶ月ほどかかることが多いです。この期間中は結果がまだ完全に定まっていない場合もあるため、最終的な仕上がりの評価は、十分な時間が経過してから行うことが適切です。

幹細胞なら何でも同じ?血液幹細胞 vs 脂肪幹細胞を徹底比較に関する셀온피부과の院内空間画像 4
セロン皮膚科では、カウンセリングと診察の過程で、お一人おひとりの顔の構造や回復の方向性を丁寧に確認しています。

幹細胞再生医療について、セロン皮膚科で直接ご相談ください

清潭の先端再生医療指定病院として、脂肪幹細胞を用いた施術の適応可否を、姜承勲(カン・スンフン)代表院長が直接診察いたします。LINEメッセージでお気軽にお問い合わせください。

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セロン皮膚科 | ソウル江南区清潭洞 | 先端再生医療指定病院