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No. 32号 2026年7月9日
Regenerative Medicine · Cellon Clinic

幹細胞治療は、皮膚の慢性疾患や老化に
本当に効果があるのでしょうか

厚生労働省相当機関認定・清潭 先端再生医療指定病院、セロン皮膚科が
幹細胞再生治療の仕組みと臨床的な意義を、わかりやすくご説明します。

幹細胞治療、なぜ今これほど注目されているのでしょうか

日本語 발행 이미지

ここ数年、皮膚科や美容外科の分野で「幹細胞」というキーワードが急速に注目を集めています。単なるトレンドだからでしょうか?いいえ、そうではありません。従来のレーザーやフィラー中心の施術が「見た目を変えること」に重点を置いていたとすれば、幹細胞を用いた再生医療は肌本来の再生力そのものを引き上げるアプローチという点で、まったく異なるパラダイムに立っているんです。

とくにアトピー性皮膚炎、慢性的な乾燥、繰り返す赤みや炎症といった慢性皮膚疾患は、従来の治療で症状を和らげることはできても、根本的な原因である皮膚バリア機能の低下と免疫バランスの乱れを解消するのが難しい状況でした。老化した肌も同じです。コラーゲンの分解速度が合成速度を上回る時期を迎えると、外から補う方法だけでは限界が出てきますよね。

幹細胞治療は、まさにその点、つまり「肌が自力で回復する力」が弱まったときに、その力を補強するアプローチです。もちろん、あらゆる状態に効果が保証される万能薬ではありません。ただ、正しく理解して適切に活用した場合、従来の施術ではなかなか届かなかった領域で意味のある変化をもたらせるという根拠は、着実に積み重なってきています。

幹細胞治療は、慢性皮膚疾患や肌の老化に本当に効果があるのでしょうか

幹細胞は肌の中でどのように働くのですか


「幹細胞が直接、皮膚細胞に変わる」というシンプルなイメージよりも、実際のメカニズムははるかに精巧で、多層的なんですよ。

パラクライン(傍分泌)シグナル伝達

幹細胞は移植後、周囲の細胞に向けて成長因子やサイトカインなど多様なシグナル物質を分泌します。このシグナルが周辺の線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの合成を促進する仕組みです。

免疫調節機能

脂肪由来幹細胞(ADSC)は、過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を活性化することが知られています。慢性炎症性皮膚疾患において特に注目されている理由がここにあります。

血管新生の促進

幹細胞はVEGF(血管内皮増殖因子)の分泌を通じて、微細な血管の形成をサポートします。酸素や栄養の供給が改善されることで、皮膚組織全体の回復力が高まっていきます。

細胞リモデリングのサポート

加齢によって低下した細胞の再生サイクルを整え直すことに関与します。肌の厚みの回復・弾力の改善・細かいシワの減少につながる、中心的なメカニズムです。

「幹細胞治療の本質は『細胞を入れ替えること』ではなく、肌が自ら回復できる環境を整えることにあります。再生のためのシグナルを再び灯すプロセス、とイメージしていただくとわかりやすいですよ。」

— セロン皮膚科 診療ノートより
幹細胞治療は、慢性皮膚疾患や肌の老化に本当に効果があるのでしょうか

慢性皮膚疾患に幹細胞が有効な理由


アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、慢性蕁麻疹、長期にわたる紅潮——これらの疾患に共通するのは「繰り返す」という点です。一時的な症状の鎮静ではなく、より根本的なアプローチが必要な理由がここにあります。

1位
成人アトピーの有病率増加
国内の慢性皮膚疾患の中で
73%
慢性皮膚疾患患者における
ストレス・睡眠障害の合併率(研究に基づく推計値)
ADSC
脂肪由来幹細胞
皮膚免疫調節の研究において最も活発に研究されている細胞源

慢性皮膚疾患における中心的な問題のひとつが、皮膚バリア機能の損傷です。外部刺激に過敏になった肌は繰り返し炎症反応を起こし、そのたびにバリアがさらに弱まるという悪循環が生じます。従来のステロイドや免疫抑制剤は症状の緩和に有効ですが、長期使用による副作用のリスクがあり、根本的なバリア回復には限界があることも事実です。

脂肪由来幹細胞(ADSC)が注目されている背景には、免疫の過剰反応を抑制し、皮膚バリアタンパク質の発現をサポートできるという研究結果が国内外で蓄積されていることがあります。幹細胞が分泌するエクソソーム(細胞外小胞)はそれ自体が抗炎症シグナルを伝達するため、近年ではエクソソーム単独療法との組み合わせ研究にも発展しています。

もちろん、すべての慢性皮膚疾患患者様に同様の結果が期待できるわけではありません。疾患の重症度、患者様お一人おひとりの細胞の状態、併用治療の組み合わせによって異なるため、正確な状態評価と適応の判断を事前に行うことが不可欠です。

老化した肌に幹細胞治療が必要な理由


老化とは、皮膚細胞そのものの再生能力が低下していくプロセスです。幹細胞治療がそこにどのような役割を果たせるのか、比較しながら見ていきましょう。

従来のエイジングケアアプローチ

  • フィラー・ボトックスで外側からボリュームやラインを補う方法
  • レーザー・高周波でコラーゲンを刺激するが、一定期間後に分解される
  • 効果の持続に限界があり、繰り返しの施術が必要
  • 細胞自体の再生能力はそのまま変わらない

幹細胞を活用したアプローチ

  • コラーゲン・エラスチンを合成する細胞を直接活性化
  • 定着した脂肪由来幹細胞が継続的な再生シグナルを供給
  • ボリューム回復+肌質改善の複合的な効果が期待できる
  • 既存の施術と組み合わせることで相互補完的な効果を発揮

セロン皮膚科で行う幹細胞脂肪移植は、単にボリュームを補うだけの施術ではありません。脂肪細胞の間に豊富に存在する脂肪由来幹細胞(ADSC)を同時に移植することで、移植部位の血管再生・組織リモデリング・肌の弾力回復に複合的に働きかけるよう設計されています。

40代以降になると、肌の厚みが薄くなり、弾力の低下が目に見えて加速する傾向があります。この時期に幹細胞を活用したアプローチをレーザーやリフティングと組み合わせると、それぞれの施術効果が互いを補い合うケースが多く見られます。特に再生シグナルが活性化された状態でコラーゲン刺激施術を行うと、同じエネルギー量でもより良い反応が期待できるというのが、臨床で観察されるパターンです。

幹細胞治療は、慢性皮膚疾患や肌の老化に本当に効果があるのでしょうか

セロン皮膚科における幹細胞治療の進め方


先端再生医療指定病院として、セロン皮膚科では幹細胞に関する治療を体系的なプロトコルのもとで実施しています。

01

精密な状態評価と適応判断

カン・スンフン代表院長が直接、皮膚の状態・基礎疾患・治療歴を総合的に確認します。幹細胞治療が適している場合と、従来の方法で十分な場合を明確に区別してご説明します。不必要な施術をお勧めしないことが、セロンの基準です。

02

脂肪採取と細胞分離処理

自家脂肪は主に腹部や太ももなど、少量採取が可能な部位から採取します。採取した脂肪は、セロンの処理プロトコルに従い、幹細胞を豊富に含むSVF(間質血管分画)を分離・濃縮する工程を経ます。自家細胞を使用するため、免疫拒絶反応のリスクが低く抑えられます。

03

移植および併用施術の構成

PAMI脂肪移植法を用いて、精密な移植を行います。必要に応じてエクソソームやリジュランなど再生医療をベースとした施術を組み合わせ、相乗効果を最大限に引き出します。施術の内容はお一人おひとりに合わせて個別に設計されます。

04

アフターケアと経過モニタリング

幹細胞治療は、移植後の生着プロセスがとても重要です。回復期間中のケア指針や経過観察のスケジュールを体系的にご提供します。海外からお越しの患者様には、遠隔での経過確認ができるようサポートいたします。

本内容は医療情報の提供を目的としており、個々の施術結果を保証するものではありません。幹細胞治療の効果と安全性は、お一人おひとりの健康状態・適応症・施術方法によって異なる場合があります。必ず専門の医療スタッフとの十分なカウンセリングを経てご判断ください。

よくあるご質問 (FAQ)


Q 幹細胞治療はどなたでも受けられる施術ですか?
すべての方に適した施術というわけではありません。自家脂肪由来幹細胞の場合、体脂肪が非常に少ない方や特定の全身疾患をお持ちの方には適用が難しいことがあります。また、慢性皮膚疾患の場合は、疾患の重症度や現在の治療状況によってアプローチが異なります。まず精密カウンセリングを通じて適応症を確認することが大切です。
Q 幹細胞治療とエクソソーム治療はどう違うのですか?
幹細胞治療は、生きた細胞を移植して継続的な再生シグナルを生み出す方法です。一方、エクソソームは幹細胞から分離した細胞外小胞体で、細胞そのものではありませんが、細胞間のシグナル伝達物質を濃縮した形態です。エクソソームは施術の負担が少なく、繰り返しの適用が比較的しやすいというメリットがあります。この2つを組み合わせた複合プロトコルは、相乗効果の観点から注目を集めています。
Q アトピー性皮膚炎に幹細胞治療を受けると完治しますか?
「完治」という表現は慎重に使う必要があります。アトピー性皮膚炎は、遺伝的要因と環境的要因が複合的に関与する慢性疾患です。幹細胞治療は免疫調節や皮膚バリア機能の改善に役立つ可能性がありますが、それは疾患を完全になくすこととは異なります。症状の緩和・再発間隔の延長・生活の質の向上を期待できるアプローチとして理解するのが現実的です。
Q 先端再生医療指定病院と一般の皮膚科はどう違うのですか?
保健福祉部が先端再生医療法に基づいて指定する医療機関です。幹細胞などの再生医療施術を臨床的に実施できる設備・人員・管理体制を備えた施設として公式に認定されています。単に幹細胞成分を含む製品を使用することとは異なり、法的・医学的基準を満たした環境で治療が行われる点が大きな違いです。
Q 幹細胞脂肪移植後の回復期間はどのくらいですか?
脂肪採取部位と移植部位によって異なりますが、一般的に初期の腫れや内出血は1〜2週間以内にかなり落ち着きます。細胞の生着と再生効果が本格的に現れるまでには、4〜12週間ほどの時間が必要です。自家脂肪移植の特性上、生着率は個人差があります。事前カウンセリングの際に回復スケジュールをしっかり計画した上で、施術のタイミングを決めることをおすすめします。
幹細胞治療は、慢性皮膚疾患や肌の老化に本当に効果があるのでしょうか
落ち着いたカウンセリングスペースで、お一人おひとりのお顔の構造と回復の方向性をじっくりご確認いただけます。

Cellon Clinic · 清潭

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