ウルセラ プライムは、従来のウルセラと
何が変わったのでしょうか
セロン皮膚科にウルセラ プライムが導入されました。実際に使ってみると、「ただのアップグレード版」とひと言で片づけるには惜しいと感じる点もあれば、逆に期待以上に進化していた部分もありました。今日はその経験を率直にお伝えしたいと思います。
ウルセラ、なぜ今もなお基準とされるのでしょうか

HIFU(高密度焦点式超音波)を用いたリフティング機器は、現在市場に数十種類が登場しています。それでも「ウルセラ」という名前は、このカテゴリーにおいてリファレンスとして頻繁に挙げられ続けています。理由はひとつ——FDAの承認を受けた最初の非侵襲的な顔面リフトアップ(non-invasive lifting)機器であり、これまでに最も豊富な臨床データが蓄積されているからです。
ただ、正直に申し上げると、従来のウルセラには「痛み」という課題がありました。真皮の下にあるSMAS層(表在性筋膜系)まで超音波エネルギーを届ける仕組みそのものが強力なため、施術中に感じる鋭い痛みが、少なくない患者様にとって大きな負担となっていたのです。効果への信頼はあるものの、その過程がつらいというお声が多く聞かれました。
そのため、アップグレードされたウルセラプライムがどのような変化をもたらしたのか、実際に機器を手にして使ってみるまでは、私自身も半信半疑な部分がありました。
「効果が高いと知られている機器であっても、患者様が最後まで耐えられなければ、十分なエネルギーを届けることが難しくなります。痛みのコントロールは単なる『快適さ』の問題ではなく、施術のクオリティに直結する重要な要素なのです。」
— セロン皮膚科 カン・スンフン 代表院長
ウルセラ プライム、何が変わったのでしょうか
ウルセラ プライムの主な変化は、大きく3つあります。エネルギー伝達方式の精密化、施術時間の短縮、そしてリアルタイム組織イメージング技術の向上です。一つずつ見ていきましょう。
従来のウルセラ
- エネルギー固定出力方式で照射
- 痛み強い痛みを感じるという報告が多数
- 時間顔全体で約60〜90分
- イメージングDeepSEE超音波イメージング搭載
- 照射断続的なエネルギー照射(ショット方式)
ウルセラ プライム
- エネルギー組織の密度に応じて自動調整
- 痛み感じる痛みが有意に軽減
- 時間同ライン比で約30〜40%短縮
- イメージング解像度向上 + リアルタイムフィードバック
- 照射連続照射(continuous delivery)
従来のウルセラが決まった出力でエネルギーを「照射する」方式だったのに対し、プライムはトランスデューサー(変換器)が組織の密度をリアルタイムで感知しながら、エネルギー量を細かく調整します。これをメーカーでは「Prime Adaptive Technology」と呼んでいますが、簡単に言うと、組織が硬い部分と柔らかい部分に同じ強度でエネルギーをかけるのではなく、それぞれに最適な出力で対応するということです。
なぜこれが重要かというと、従来の方式で痛みが特に強くなる瞬間は、骨に近い部位や脂肪層が薄い部位を通過するときでした。プライムではそのような箇所で自動的に出力を調整するため、患者様が感じるピーク時の痛みが軽減されるのです。

実際の施術はどのように行われますか
ウルセラプライムの施術の流れは、従来と大きくは変わりません。ただ、プロセスの中で変化した感触や所要時間は、体感としてかなり異なって感じられます。
肌分析と照射深度の設定
施術前に、改良されたDeepSEE超音波で皮膚組織をイメージングします。脂肪層の厚みやSMAS層の位置をリアルタイムで確認しながら、各部位に適したトランスデューサーの組み合わせと深度を設定します。従来よりイメージング解像度が向上したため、より精密なターゲティングが可能になりました。
疼痛管理
プライムとはいえ、HIFU自体が無痛の施術というわけではありません。麻酔クリームの塗布、または必要に応じてブロック麻酔を併用します。セロン皮膚科では、患者様の痛みへの感受性をあらかじめ確認したうえで、麻酔方法を個別に調整しています。
アダプティブエネルギー照射
いよいよ本施術です。ハンドピースを肌に密着させると、機器が組織の密度を感知し、連続したラインでエネルギーを届けます。従来の「ショット」ごとに感じていた衝撃が連続照射方式に変わったことで、痛みのパターンが「ドンドン」という感覚から「じんわりとした熱感」へと変化したように感じられます。
多層照射と仕上げ
3.0mmトランスデューサー(SMAS層)と4.5mmトランスデューサー(筋膜下部)を部位に合わせて組み合わせます。必要に応じて1.5mm(表皮下部)も使用します。施術後はクーリングによる鎮静ケアを行って終了です。全体の所要時間は部位によって異なりますが、顔全体の場合、従来と比べて体感で30〜40%ほど短くなっています。

効果とダウンタイム、正直なところをお伝えします
ウルセラ系施術に共通する特徴として、施術直後よりも時間の経過とともに効果が現れてくる点が挙げられます。HIFU エネルギーがコラーゲンの変性を引き起こし、その後新たなコラーゲンが生成されることで組織が少しずつ引き締まっていく仕組みです。そのため、施術後 1〜3 ヶ月が肌のテクスチャーやリフティング効果を最も実感しやすい時期といえますよ。
ダウンタイムについては、施術当日に軽度の腫れや赤みが出ることがあり、まれに施術部位の一時的な感覚の変化や内出血が生じる場合もあります。多くの場合、1〜2 週間以内に落ち着いていきます。ただし、これらは患者様の肌状態・照射エネルギーの設定・施術部位によって異なるため、施術前に十分なカウンセリングを受けることが大切です。
プライムの最大の臨床的意義は、従来と比べて痛みが軽減され、十分なエネルギーをより安定して照射しやすくなった点だと感じています。痛みによって途中でエネルギーを下げたりライン数を減らしたりするケースが減り、結果として均一なクオリティを維持しやすくなったんですよね。
こんな方にウルセラ プライムが向いています
肌のたるみが気になり始めた 30 代後半〜40 代の方 / 従来のウルセラを受けたものの痛みで途中断念された方 / 施術時間に制限がある方 / リフティングと肌質改善を同時に叶えたい方
こんな方は慎重にカウンセリングが必要です
妊娠中または授乳中の方 / 施術部位に金属製インプラント(永久フィラー・糸など)がある方 / 活動性の皮膚炎症がある方 / 過去に重度のケロイドの既往歴がある方

セロン皮膚科でのウルセラ プライム — どこが違うのか
機器の性能が上がることと、その機器を使いこなすことは、まったく別の話です。プライムのAdaptive技術が組織に合わせて出力を自動調整してくれるとしても、トランスデューサーの組み合わせ、ライン数、深度の設定は最終的に施術者が判断しなければなりません。
セロン皮膚科では、ウルセラ プライム導入後も従来と同様に、DeepSEEイメージングで各患者様のSMAS層の位置と脂肪層の厚みを確認し、それぞれに合ったエネルギープランを立てています。同じ年代でも皮膚の厚さや脂肪の分布は異なるため、画一的な「何ライン」方式よりも、個人に合わせたアプローチが大切だと考えているからです。
もうひとつ、セロン皮膚科ではウルセラ単独でリフティングを完結させるわけではありません。必要に応じて、再生医療ベースの施術(エクソソーム・リジュランなど)やスレッドリフティングとの組み合わせで、より立体的な仕上がりを設計することもあります。エネルギーデバイスで弾力を生み出し、再生系の施術で肌本来の回復力を高めるというアプローチです。
「ウルセラ プライムが痛みの問題をかなり改善してくれたのは確かです。ただ私が注目しているのは、それよりもイメージングの精度が向上した点です。エネルギーがどこに届いているかをより鮮明に確認できるということは、より正確に使えるということですから。」
— セロン皮膚科 カン・スンフン 代表院長ウルセラ プライム よくあるご質問
Q. ウルセラ プライムは従来のウルセラより効果も高いのですか?
直接的な比較データはまだ蓄積中ですが、「より十分なエネルギーを均一に届けられる」という点で、効果の一貫性という面では有利だと考えられています。従来のウルセラも適切なエネルギーをしっかり伝達したときの効果は実証済みですので、プライムはその条件をより安定して満たしてくれる機器と理解していただくとわかりやすいかもしれません。
Q. 痛みがかなり軽減されたと聞きましたが、まったく痛くないのですか?
HIFUという性質上、真皮下の組織に熱エネルギーを加える施術ですので、完全に無痛というのは難しいのが現実です。ただ、従来のウルセラと比べてピーク時の痛みが有意に軽減されたというご意見を多くいただいています。クリーム麻酔を基本としており、痛みへの感受性が高い患者様には追加の麻酔も併用しております。
Q. 施術後すぐに日常生活に戻れますか?
はい、ほとんどの方が当日から洗顔・メイクが可能で、日常生活への大きな支障はございません。ただし施術当日は、飲酒・激しい運動・サウナなど血管を拡張させる行動はお控えいただくことをおすすめしています。部位によっては一時的なむくみや赤みが生じる場合があります。
Q. ウルセラ プライムと糸リフティングを組み合わせるとどうですか?
この組み合わせはよくご提案するプランのひとつです。ウルセラ プライムが組織の弾力回復とコラーゲン再生を担い、糸リフティングが物理的な引き上げ効果を加える、という形になります。ただし同時施術より間隔をあけて順序に沿って行うのが一般的で、どの順番がお一人おひとりに合っているかは、カウンセリングを通じて決定いたします。
Q. 効果はどのくらい持続しますか?
個人差はありますが、一般的に6か月〜1年程度効果が持続するとされています。肌の老化スピードや生活習慣、日光への暴露量によっても変わってきます。効果がピークに達するのは施術後2〜3か月頃で、その後は緩やかに維持されるパターンです。継続的なケアをご希望の方は、1年周期での再施術もご検討いただけます。
ウルセラ プライムを、セロン皮膚科で体験してみてください
機器の性能が上がっても、どう設計するかが結果を左右します。セロン皮膚科では、お肌の状態とご希望に合わせたリフティングプランを一緒にご提案いたします。
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