CHUNGDAM · CELLON
顔だけ整えると、首とフェイスラインがかえって気になってきますよね
顔の中心部がなめらかになった後、鏡を少し下にずらすと、あごの下や首だけ年齢が出ているように見える瞬間があります。下顔面は顔のアンチエイジングにおける「おまけ」ではなく、最初から同じ設計に組み込むべきラインなんです。
清潭でアンチエイジングのご相談を承っていると、頬やほうれい線まわりはすでにある程度整えた状態でいらっしゃる患者様が多いんです。ところが横からお写真を撮ったり、少しうつむいたりすると、印象がガラリと変わります。フェイスラインがぼやけ、首の横ジワのほうが先に「年齢」として目に入ってしまうんですね。セロン皮膚科は、フェイスのリジェネラティブ施術とボディ・フェイスコントゥアーを一つの流れとして捉える、清潭の先端再生医療指定病院です。そのため、このギャップをカウンセリングの段階からご一緒に確認しています。
この記事では、首とフェイスラインを「顔の施術が終わってから考えること」と後回しにするのではなく、なぜ最初から続けて診る必要があるのかを、患者様の視点でわかりやすくお伝えします。効果の数値をお約束する内容ではなく、カウンセリングでどんな質問を準備しておくとよいかをまとめたコラムです。
顔だけ若返ると、全体のバランスが崩れてしまう理由

人の目は、一部分だけを見ているわけではありません。頬骨や頬、口元、あご先、フェイスライン、そして首元まで、ひとつのラインとして捉えているんですよね。中顔面のボリューム不足や細かなシワだけを整えても、下顔面の肌の質感やラインがそのままであれば、境界線がくっきりと浮かび上がってしまいます。「以前より良くなったはずなのに、なぜか違和感がある」と感じるのはご本人だけで、周囲には「顔だけ手を加えた印象」として映ってしまうことがあります。
特に30代後半から50代にかけては、ボリュームと弾力が同じペースで失われるわけではありません。頬はこけ、顎まわりはたるみ、首には横ジワと縦のバンド(プラティスマバンド)が混在して現れることもあります。顔の中心部への施術だけを繰り返すと、上は整っているのに下はそのまま、という対比がより際立ってしまいます。これは施術が間違っていたというよりも、デザインの範囲が限定的だったときに起こりやすい現象です。
そのためセロン皮膚科では、初回カウンセリングの際に顔だけをクローズアップして見ることはしません。カン・スンフン代表院長が正面・側面・下方向の角度をあわせて確認し、首の皮膚の厚み、顎下の脂肪、咬筋やプラティスマ(広頸筋)がつくり出す影まで含めて、全体のつながりからご説明しています。先端再生医療指定病院として、施術の適応可否と適応症をまず丁寧に見極めるためのプロセスでもあります。
下顔面・フェイスライン・首が同時に老ける構造
下顔面をひとまとめに捉えると理解しやすいのですが、実際には性質の異なる層が重なり合っています。表面の皮膚、その下にある脂肪の位置、筋膜と筋肉の張り、そして骨や歯の支持まで関わっています。首の横ジワだけを見て注射ひとつを選んだとしても、二重顎やフェイスラインのぼやけはそのまま残ってしまうことがあります。逆に脂肪だけを減らすと、皮膚のたるみがよりいっそう目立ってしまうこともあるんです。
顔の中心だけを整えた場合
ほうれい線・頬・目の下など「くぼんで見える部分」に先に手が向きがちです。すぐに顔の印象が柔らかくなることもあります。ただし、あご先・フェイスライン・首のキメとラインを後から加えようとすると、すでに整えた中顔面のボリュームとのバランスを取り直す必要が出てくることがあります。
下顔面まで続けて設計した場合
どこがくぼんでいて、どこがたるんでいて、どこに脂肪が残っているかを丁寧に分けて確認します。皮膚のキメには再生注射のライン、くぼんだ輪郭には脂肪移植、局所的な脂肪には精密吸引というように、それぞれの役割を分けて考えます。一度にすべてを行わなくても、優先順位が明確になります。
首の皮膚は顔に比べて皮脂腺が少なく薄い傾向があるため、乾燥や横ジワが早く現れやすいです。あご下は脂肪が残ったり移動したりすることで影ができ、フェイスラインは軟部組織がたるむことで角度が鈍くなります。この三つは、一つの施術でまとめて解決できるものではありません。「首のシワへの注射ひとつ」でフェイスラインまで期待してしまうと、結果が中途半端になりやすいんです。
下顔面において大切なのは、顔をどれだけ満たしたかよりも、顔と首がひとつながりに見えているかどうかです。ボリュームを加える部位と減らす部位、キメを整える部位を混同せずにお伝えすることが、カウンセリングの出発点です。
カン・スンフン 代表院長 · セロン皮膚科再生・ボリューム・ライン、役割を分けて設計します
セロン皮膚科が独自に新しい施術を作り出しているわけではありません。すでに運用している施術の軸を、下顔面に合わせて配置するイメージに近いです。肌質の再生、必要な部位への自家脂肪によるボリューム補填、余分な脂肪の精密なフェイスライン形成。この三つを一人の医師が同じ基準でご説明できるかどうか、そこに違いが生まれます。
肌質・再生
エクソソームやリジュランのような再生医療ベースのスキンブースターは、首やあご周りの乾燥・小じわ・薄く見える肌質感に対応する軸です。フェイスラインを削るものではありません。その代わり、エネルギー系施術や輪郭形成の後に残る「肌そのもの」を支える役割を担います。肌バリアが大きく乱れている場合は、再生のスケジュールを先に組んだほうが良いケースもあります。
輪郭・ボリュームと脂肪
フェイスラインがぼんやりして見える原因がボリューム不足であれば、ファミ理論に基づく顔の脂肪移植についてご提案できます。あご下や下顔面に余分な脂肪がある場合は、VASERのような精密脂肪吸引のご相談につながることもあります。腹筋形成用のハイデフと顔・あご下では目的が異なるため、同じ「ベイザー」でも適用範囲を別途ご説明します。すべての二重あごが脂肪吸引の対象になるわけではありません。
順序が重要な理由はシンプルです。肌を引き締めたり脂肪を減らしたりした後、肌質が追いついていなければ凹凸や小じわがかえって目立ちます。逆に肌質だけが改善されてシャドウがそのままでは、「肌はきれいなのにフェイスラインは老けて見える」という印象が残ります。チェ・ヨンファン院長の診察でも、この優先順位を写真と触診で一緒に確認しています。
まず原因を切り分けます
横じわなのか、縦のバンドなのか、あご下の脂肪なのか、皮膚のたるみなのか、中顔面のボリューム不足がフェイスラインを埋もれさせているのか、まずここを整理します。一つの悩みに見えても、実際には二〜三つの層が重なっているケースが少なくありません。
今やること・後回しにすることを決めます
再生注射と輪郭形成を同日に無理やり組み合わせることはしません。むくみや回復期間、海外のご予定、肌の状態、既存のフィラーや糸リフティングの有無を確認した上でステップを設計します。後回しにすることは怠慢ではなく、安全設計である場合があります。
顔のバランスを改めて確認します
フェイスラインを整えると中顔面のボリュームが強調されすぎて見えることがあり、首をすっきりさせると顔の長さが変わって見えることもあります。カン・スンフン代表院長が直接施術する場合も、下顔面の前に顔全体の「完成」を閉じることはしません。
アフターケアをスケジュールに組み込みます
首は動きの多い部位です。圧迫・睡眠時の姿勢・保湿・経過写真の撮影角度をあらかじめご案内しておかないと、患者様ご自身が効果を過小評価したり、逆に焦って再施術を希望されるケースにつながることがあります。
カウンセリングで確認しておきたいポイント
下顔面のカウンセリングは、施術メニューを選ぶ時間というより、どんな角度で顔を見せたいかをすり合わせる時間に近いんです。国内の患者様も海外からいらっしゃる医療観光の患者様も、同じ診療基準でお話しします。言語が異なっていても、「顔を先に、首は後で」という考え方をデフォルトにはしていません。
過去の施術を隠さないこと
フィラー、溶ける糸、エネルギー系リフティング、首のボトックスはすべて下顔面の評価に関わります。残存ボリュームがある場合は脂肪移植の位置を変える必要がありますし、糸リフティング後に組織反応がある場合はスケジュールを調整します。
回復期間をスケジュールに組み込むこと
フェイスラインや首の皮膚施術は、むくみが表情に影響することがあります。出張・撮影・帰国の予定がある場合は、その日程を基準に逆算してスケジュールを組むのが現実的です。
メディアや講演で顔を露出する機会の多い医師が在籍しているからか、「変わったと気づかれたくない」というご要望が多いんです。自然に仕上げるためには、むしろ一か所だけを過度に施術しないほうが安全です。「首とフェイスラインは後から整える」という計画は、その間に顔だけが完成してしまうと、修正の余地が狭まってしまいます。
清潭のプレミアム皮膚科にいらっしゃる30〜50代の女性患者様には、正面の決まった角度ではなく、日常の角度——食事中・ビデオ会議・横顔——を基準にお話ししています。幹細胞脂肪移植とアンチエイジングを一緒に検討できるクリニックとして、「ボリュームを足すか、引き締めるか」を一度のカウンセリングで両方向から検討できるのが、セロン皮膚科のスタイルです。
よくあるご質問
顔の施術を先に受けて、首は数ヶ月後でも大丈夫ですか?
スケジュールが合わない場合は、段階を分けることも可能です。ただし、中顔面のボリュームを大幅に増やした後では、顎のラインが相対的に埋もれて見えることがあります。そのため、少なくとも下顔面の方向性は最初のカウンセリングで決めておくことをおすすめします。「後で」が設計のない先送りにならないよう、同じ角度の写真を残しておきましょう。
首のシワには再生注射だけで十分ですか?
肌のキメ・潤い・小ジワが主なお悩みであれば、エクソソームやリジュランといった再生系の施術が中心になることがあります。一方、顎下の脂肪・皮膚のたるみ・筋肉のバンドが同時にある場合は、注射だけでラインをくっきりさせるのは難しいことも。「不十分」と決めつけるより、何が主な原因かをまず見極めることが大切です。
二重顎の場合、脂肪吸引は必要ですか?
必ずしもそうとは限りません。姿勢によって目立つ軟部組織、皮膚のたるみ、実際の脂肪過剰をしっかり区別する必要があります。VASERは精密なボディコンタリングのツールであり、すべての顎下に対する答えではありません。骨格や皮膚の厚みによっては、吸引ではなく別のアプローチをご提案することもあります。
海外から短期滞在中でも、下顔面のカウンセリングを受けられますか?
国内・海外からいらっしゃる患者様どちらも、同じ診療基準でご対応しています。滞在期間が短い場合は施術範囲を絞るか、再生系と輪郭系を来院回数に分けてご提案します。言語の壁は通訳やメッセージの記録で補い、術後の写真は決めた角度でご共有いただく方法が安心です。短い日程に複数の施術層を一度に詰め込むことは、おすすめしない場合があります。
首・顎にスレッドリフティングやフィラーを受けたことがあっても、カウンセリングは受けられますか?
もちろん可能です。むしろ、その際の製品・施術時期・気になった点を詳しくお聞かせください。残存している素材や瘢痕組織、左右差がある場合は、脂肪移植や脂肪吸引の計画を調整します。「自然に消えるだろう」と先送りにするより、現在触れて確認できる状態を基準にご説明します。
首と顎のラインは、顔にどれだけ施術を重ねてきたかという問題ではなく、顔をどんなフレームで捉えているかという問題です。清潭セロン皮膚科では、先端再生医療指定病院としての診療プロセス、カン・スンフン代表院長による直接診察、そして再生とコンタリングを一連の流れとして捉える視点を、下顔面にもそのまま適用しています。効果がどなたにも同じだとお伝えするのは難しく、だからこそカウンセリングでは原因を丁寧に整理するお時間を大切にしています。
首とフェイスライン、顔全体のプランに組み込んでご相談ください
写真の角度を変えるだけで、優先すべき部位が見えてくることもあります。施術メニューを決める前に、下顔面が今の顔のバランスとどうつながっているかを、まずご一緒に確認しましょう。
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